2015年6月9日火曜日

2015年06月24日リリースBar Music最新コンピレイション1曲目「Morning Star / Quartetto Fantastico」

今夜から、『Bar Music 2014 Lost Relief Selecsion』の収録曲を順に紹介していきますね。冒頭は、ある種「前作のネイト・モーガンのローズ・ピアノ以上に静謐な」と言えるかもしれない序曲で。しかしながら5分30秒あたり、遂に訪れる胸の高鳴りといったら.....。


01.モーニング・スター/カルテット・ファンタスティコ
2006年2月10日に32歳で亡くなったヒップホップの偉大なるカリスマ、J・ディラに捧げるオーケストラ・プロジェクト『Suite For Ma Dukes』は、ビルド・アン・アークのカルロス・ニーニョと、カルテット・ファンタスティコを率いるミゲル・アトウッド・ファーガソンの手によるものでした。楽曲「モーニング・スター」は彼らの止ん事なき才能によって静かに瞬くのですが、それは現代の音楽シーンおけるポラリス(北極星、揺るがざる存在)のようにさえ思えます。この美しき恒星には、“成熟”と“未来”があるのです。





〜メーカ―・インフォより〜


 静寂と躍動、そして歓喜の瞬間へ。最新コンピレイションがついに完成!

    『Bar Music 2014 Lost Relief Selecsion』 (CD) ¥2,700円(税込) MNGP5
      『Bar Music 2014 Lost Relief Selecsion』 (CD+7") ¥3,780円(税込) MNGP6


          音楽に対する美意識は人それぞれなんだろうけど、
                            ここには自分と同じ未来を向いている心地よさが存在している。
                            Calm

       監修・選曲:中村智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music)
       レーベル:MUSICAÄNOSSA GRYPS
       規格番号:MNGP5 / MNGP6
       発売日:2015年06月24日

 先鋭的な感性で美しく描かれるポスト・クラシカル、アルゼンチンやブラジルといった中南米音楽シーンの現在に、ジャズ・ピアノ独奏の知られざる名演、そして心温まるアコースティック・ギターの音色──静かに胸が震える至極の楽曲群をひとつの物語とすべく組み上げられる感動のコンピレイション・シリーズ待望の第二集。

 カルロス・ニーニョ主宰のビルド・アン・アーク〜Jディラ・トリビュート『Suite For Ma Dukes』等への参加でも知られるミゲル・アトウッド・ファーガソン率いるストリングス四重奏、カルテット・ファンタスティコの静謐な「Morning Star」に導かれ、ブラジリアン・インストゥルメンタルの至宝トニーニョ・フェハグッチのアコーディオンと、現代アルゼンチン・タンゴの旗手ディエゴ・スキッシのクインテットがスリリングに躍動。注目を集める新世代ミナス・シーンの主役アントニオ・ロウレイロは壮大なスケールで「Vôo a Dois」を描き、ブエノスアイレス生まれのギタリストであるキケ・シネシはパーカッシヴなワルツ「Dimension Ciudad ~ Kyoto」で日本を憶う。「Brasilian Street Dance」というタイトルも印象的なDenny Zeitlinと、Mitchel Formanによる感動的なピアノ独奏を経て、サム・アミドン&ベス・オートンによるR.ケリー「Relief」のあまりに鮮烈なカヴァーへとたどり着く。

 かつてイギリスのアシッド・ジャズ・レコーズからのリリースが大ヒットとなったマザー・アースの中核マット・デイトンとSSWのクリス・シーハンによるフォーク・デュオ、ベンチ・コネクションの名曲「Young At Last」が持つ永遠の多幸感、さらにはStuntmenの「You're The Best Find」ではジミー・ウェッブ作曲「Wichita Lineman」を下敷きにした見事なトラックにも耳を奪われ、“ノルウェーのサイモン&ガーファンクル”ことキングス・オブ・コンビニエンスのアーランド・オイエは、ゆったりとしたレゲエのリズムに乗って郷愁感たっぷりに「Lies Become Part Of Who You Are」を歌う。

 グレイト3のベーシストとしても活躍中のjanとメイルSSWであるnaomiのバイリンガル・アシッド・フォーク・デュオによるデビュー7インチEP収録曲「A Portrait Of The Artist As A Young Man」は世界初CD化であり、いよいよ孤高の道を歩む作・編曲家である中島ノブユキのピアノは、全てを浄化するかの如く空間に凛と響き渡る。そうしてロバート・ワイアットが仲間達とともに吹き込んだ名曲「What A Wonderful World」の見事なカヴァーは、エンドロールとしてその役割を完璧に担う。

 静寂と躍動、そして歓喜の瞬間へ──敷居は低く、その奥は深い、全音楽ファン必聴のコンピレイションです!
 

Disc 1(CD)

• 1. Morning Star / Quartetto Fantastico
• 2. Nova / Toninho Ferragutti
• 3. Tongo 2 / Diego Schissi Quinteto
• 4. Vôo a Dois / Antonio Loureiro
• 5. Dimension Ciudad ~ Kyoto / Quique Sinesi
• 6. Brasilian Street Dance / Denny Zeitlin
• 7. Anyway? What Did You Think It Was That Needed To Be Loved
  / Mitchel Forman
• 8. The Police / Mitchel Forman
• 9. Relief / Sam Amidon feat. Beth Orton
• 10. Young At Last / Bench Connection
• 11. You're The Best Find / Stuntmen
• 12. Lies Become Part Of Who You Are / Erlend Øye
• 13. A Portrait Of The Artist As A Young Man / Jan & Naomi 世界初CD化!
• 14. Lost Corner / Nobuyuki Nakajima
• 15. What A Wonderful World / Robert Wyatt / Gilad Atzmon / Ros Stephen




Disc 2(7"EP)

• Side A. Nova / Toninho Ferragutti 世界初アナログ化!
• Side B. Young At Last / Bench Connection 世界初アナログ化!



disk unionでのご購入はコチラ→http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1006703621



リリース記念イヴェントも収録アーティスト二組を迎えて開催決定!


6/23 Tue.
Bar Music最新コンピレイションCDリリース記念パーティー
※『Bar Music 2014 Lost Relief Selection』入荷/販売予定
[DJ]菊田 有一(DIW)・吉永 祐介(Solla Inc.)・谷口 慶介(Playwright)・中西 恵利(RED NOVEL)・中村 智昭(MUSICAANOSSA)
[Guest DJ]中島ノブユキ・jan and naomi 
[at]渋谷 Bar Music
[info]03.6416.3307
※Music Charge ¥300
※20:00~24:00の開催です。






『V.A. / Bar Music × CORE PORT -Precious Time for 23:00 Later-』
深い夜の、音楽がより心に響く特別な時間へ。
渋谷「バー・ミュージック」とレーベル「コアポート」が
全音楽ファンにおくるミッドナイト・ミュージック。
2015.5.20 RELEASE
選曲:中村智昭 (MUSICAÄNOSSA / Bar Music)



*コンピレイション『Bar Music 2013』からのアナログ12インチEPが、2015年03月18日にリリース!→http://barmusic-coffee.blogspot.jp/2015/03/bar-music-201312ep20150318.html


0 件のコメント:

コメントを投稿